八千代工がストップ高カイ気配、前場終了時点で差し引き50万株超の買い物

株式

2022/11/2 12:26

 八千代工業<7298.T>が、前日比100円ストップ高の759円カイ気配で、前場の取引を終えた。前場終了時点では、差し引き50万株超の買い物だった。1日引け後、23年3月期の連結業績予想(IFRS)を上方修正するとともに配当を増額し、買い人気を集めた。

 23年3月期業績予想は、売上収益が1650億円から1800億円(前期比9.6%増)、営業利益が80億円から100億円(同4.9%減)に引き上げられた。売上収益については、半導体供給不足による受注の減少などが見込まれるものの、為替換算上の増収影響などにより、前回予想を上回る見込みとなった。利益面では、原価改善効果や為替差益などにより、底上げされる。

 配当については、中間期に前回予想の9円から17円に修正し、期末も同9円から17円に増額し、年間配当では34円(前期は18円)を予定する。

 同時に発表された第2四半期累計(22年4-9月)決算は、売上収益が908億3400万円(前年同期比21.8%増)、営業利益が51億4400万円(同30.9%増)だった。

提供:モーニングスター社

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