<米国株情報>バークシャー、第3四半期の自社株買いは約10億ドル

株式

2022/11/7 10:37

 著名投資家ウォーレン・バフェット氏が率いる投資会社バークシャー・ハサウェイは5日に発表した22年12月期第3四半期(7-9月)決算で、当期中に株主への利益還元の一環として、10億5000万ドルの自社株買いを実施したと明らかにした。ただ、第2四半期(4-6月)の10億ドルと同じペースにとどまり、市場予想の30億ドルを下回った。

 バークシャーは、21年に四半期平均で70億ドルのペースで自社株買いをしていた。22年は9月までに計52億5000万ドルとなっている。

 なお、第3四半期の業績は、資産運用(投資)収益(含み損も含む)などからなる営業利益が前年同期比20%増の77億6100万ドルとなった。A株の発行済み株式数で割った1株当たり営業利益は同23%増の5290ドルとなり、市場予想の約4200ドルを上回った。

 一方、最終損益は26億8800万ドルの赤字(前年同期は103億4400万ドルの黒字)に転落した。保険引き受け事業の赤字幅が拡大し、製造・サービス・小売事業の黒字ではカバーできなかった。また、鉄道事業が減益となったほか、資産運用収益も株価急落で資産運用損益も赤字に落ち込んだ。

<関連銘柄>

 NASD投信<1545.T>、NYダウ投信<1546.T>、上場米国<1547.T>、

 SPD500<1557.T>、NYダウ<1679.T>、NYダウブル<2040.T>、

 NYダウベア<2041.T>

提供:モーニングスター社

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