9日の東京外国為替市場見通し=ドル・円、神経質な展開か

為替

2022/11/9 8:32

ドル・円予想レンジ:1ドル=144円00銭-146円20銭

 9日の東京外国為替市場で、ドル・円は神経質な展開とみる。米中間選挙で野党・共和党が下院で過半数を握る公算が大きいとの見方が強く、前日の米国時間は「ねじれ議会」による財政支出の減少を見越した債券買いが優勢となり、米長期金利が低下。ドル・円は底堅く推移した。米中間選挙の開票が始まっており、きょうは時間外での米長期金利の動きをにらんだ展開が予想される。10日の米10月CPI(消費者物価指数)を控えて様子見ムードも強いだけに、仕掛け的な動きには注意したい。

<主な経済指標・イベント>

国内:9月国際収支、10月対外・対内証券売買契約、10月景気ウオッチャー調査

アジア:中国10月CPI(消費者物価指数)・PPI(生産者物価指数)

北米:米9月卸売売上高

その他:ポーランド中銀が政策金利を発表、メキシコ10月CPI、ブラジル9月小売売上高、ロシア10月CPI

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、為替取引に当たっては自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:モーニングスター社

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