17日の東京株式市場見通し=軟調な展開か

国内市況

2022/11/17 7:47

 予想レンジ:2万7700円-2万8100円(16日終値2万8028円30銭)

 17日の東京株式は、軟調な展開か。日経平均株価はきのう16日、下げ渋る動きをみせたものの、現地16日の欧米株式が下落した流れを受け、売り優勢スタートとなりそう。手がかり材料難のなか、消去法的に値動きの軽い中小型株への個別物色が中心になるとみられる。為替相場は、ドル・円が1ドル=139円台の半ば(16日は139円37-39銭)、ユーロ・円が1ユーロ=145円前後(同144円98銭-145円02銭)と小動き。16日のADR(米国預託証券)は円換算値で、アドバンテス<6857.T>、ローム<6963.T>、東エレク<8035.T>などが、16日の東京終値に比べ安い。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、16日の大阪取引所清算値比120円安の2万7920円だった。(高橋克己)

17日の主な経済指標・スケジュール

【国内】

・ 8:50 10月貿易統計、週間の対外対内証券売買契約

・20年国債入札

【海外】(時間は日本時間)

・22:30 米10月住宅着工件数、米10月建設許可件数、米11月フィラデルフィア連銀製造業景況感指数、週間の新規失業保険申請件数

・英政府、財政計画発表(当初10月31日発表から延期)

・決算発表=(欧州)シーメンス(米国)アプライド・マテリアルズ、キーサイト・テクノロジーズ、メーシーズ、ギャップ

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:モーニングスター社

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