22日の東京株式市場見通し=方向感に乏しい展開か

国内市況

2022/11/22 7:47

 予想レンジ:2万7800円-2万8100円(21日終値2万7944円79銭)

 22日の東京株式は、方向感に乏しい展開か。きのう21日の日経平均株価は、下げ幅を縮小して取引を終えていたことから、買い優勢のスタートが期待される。ただ、現地21日の欧米株式が下落していることから、積極的な買いが見込みにくい。また、あす23日は勤労感謝の日の祝日で現物株取引は休場、米国市場は24日が感謝祭の祝日で、様子見姿勢が強まることが想定される。為替相場は、ドル・円が1ドル=142円台のトビ台(21日は140円84-86銭)、ユーロ・円が1ユーロ=145円台の半ば(同144円44-48銭)と円安方向に振れている。21日のADR(米国預託証券)は円換算値で、高安まちまちながら、武田薬<4502.T>、日立<6501.T>、日産自<7201.T>などが、21日の東京終値に比べ高い。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、21日の大阪取引所清算値比75円高の2万8045円だった。(高橋克己)

22日の主な経済指標・スケジュール

【国内】

・14:00 10月粗鋼生産

・IPO(新規上場)=ティムス<4891.T>(グロース市場)

【海外】(時間は日本時間)

・米7年国債入札

・決算発表=アナログ・デバイセズ、オートデスク、ベスト・バイ、ダラー・ツリー、HP、メドトロニック、ヴイエムウェア

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:モーニングスター社

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