米国株式市場:中国での抗議活動を警戒、NYダウ4日ぶり反落、ナスダックは続落

株式

2022/11/29 7:48

 28日の米国株式は、NYダウが前週末比497.57ドル安の3万3849.46ドルと4日ぶりに反落、ナスダック総合指数が同176.857ポイント安の1万1049.499ポイントと続落して取引を終了。出来高概算は、NY市場が8億2433万株、ナスダック市場が44億9952万株だった。

 中国での「ゼロコロナ」対策への抗議活動の拡大を警戒。中国経済の悪化が世界景気に及ぼす影響が改めて意識された。セントルイス連銀のブラード総裁は、政策金利を少なくとも5%を上回る水準に引き上げる必要があるとの考えを改めて示したことも重しとなり、NYダウは一時540ドルを超える下げをみせる場面もあった。同指数の採用銘柄では、ボーイングやスリーエム(3M)、ウォルト・ディズニーなどが値下がり率の上位に入っている。

 シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、28日の大阪取引所清算値比70円安の2万8090円だった。

提供:モーニングスター社

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