29日の東京株式市場見通し=軟調な展開が続きそう

国内市況

2022/11/29 7:46

 予想レンジ:2万7900円-2万8300円(28日終値2万8162円83銭)

 29日の東京株式は、軟調な展開が続きそう。きのう28日の弱い動きや、現地28日の欧米株式が下落したことから、売り先行のスタートとなりそう。引き続き、中国での「ゼロコロナ」政策に対する抗議活動の経済への影響を警戒し、リスク回避姿勢が強まる場面も想定される。為替相場は、ドル・円が1ドル=138円台の後半(28日は138円30-32銭)とやや円安方向に振れる一方、ユーロ・円が1ユーロ=143円台の半ば(同143円48-52銭)と小動き。28日のADR(米国預託証券)は円換算値で、ZHD<4689.T>、東芝<6502.T>、任天堂<7974.T>などが、28日の東京終値に比べ安い。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、28日の大阪取引所清算値比70円安の2万8090円だった。(高橋克己)

29日の主な経済指標・スケジュール

【国内】

・ 8:30 10月失業率・有効求人倍率

・ 8:50 10月商業動態統計

・2年国債入札

【海外】(時間は日本時間)

・23:00 米9月FHFA住宅価格指数、米9月S&PコアロジックCS住宅価格指数

・24:00 米11月CB(コンファレンス・ボード)消費者信頼感指数

・決算発表=クラウドストライク・ホールディングス、インテュイット、ネットアップ、ワークデイ

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:モーニングスター社

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