アインHDが急落、23年4月期第2四半期決算は2ケタの増益も従来予想を下回る

株式

2022/12/5 12:03

 アインホールディングス(アインHD)<9627.T>が急落し、一時440円安の6090円を付ける場面があった。前週末2日引け後、23年4月期第2四半期累計(22年5-10月)の連結決算を発表。2ケタの増益で着地したが、従来予想予想を下回り、嫌気された。

 第2四半期累計の決算は、売上高が1712億400万円(前年同期比11.9%増)、営業利益が67億8400万円(同17.5%増)だった。従来の営業利益は84億8500万円(同46.9%増)を予想していた。ファーマシー事業は、既存店の処方箋枚数の回復と前期出店した店舗が堅調に推移し、増収増益を確保。リテール事業では、商品構成や出店基準の見直し、コスト適正化などを進め、セグメント損益が黒字に転換した。

 23年4月期の業績予想は、売上高3630億円(前期比14.8%増)、営業利益200億円(同32.1%増)を据え置き。第2四半期累計の通期業績予想に対する進ちょく率は、売上高で47.2%、営業利益で33.9%となっている。

 前場終値は、前週末比420円安の6110円。

提供:モーニングスター社

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