日経平均は341円高、米国株高を受け買い先行、全33業種中32業種が上昇

 9日午前10時時点の日経平均株価は前日比341円09銭高の2万7915円52銭。朝方は、米利上げペース減速観測を背景に8日の米国株式が上昇した流れを受け、買いが先行した。先物買いを交えて上げ幅を拡大し、2万7900円台で堅調に推移している。東証業種別株価指数は全33業種中、32業種が上昇している。

 業種別では、東電力HD<9501.T>、東北電力<9506.T>、大阪ガス<9532.T>などの電気ガス株が堅調。伊藤忠<8001.T>、三井物<8031.T>、三菱商<8058.T>などの卸売株も高い。東エレク<8035.T>、アドバンテスト<6857.T>、TDK<6762.T>などの電機株や、HOYA<7741.T>、ニコン<7731.T>などの精密株も買われている。ソフバンG<9984.T>、NTT<9432.T>、ネクソン<3659.T>などの情報通信株も値を上げている。

 半面、INPEX<1605.T>、石油資源<1662.T>などの鉱業株が軟調。

 個別では、アトラエ<6194.T>、RSTECH<3445.T>、LinkU<4446.T>などが値上がり率上位。半面、LTS<6560.T>、ラウンドワン<4680.T>、富山第一銀行<7184.T>などが値下がり率上位。

提供:モーニングスター社

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