<米国株情報>マイクロソフト、ロンドン証取と10年間の戦略提携契約を締結

株式

2022/12/13 10:19

 マイクロソフトは11日、10年間の戦略的パートナーシップ契約を結んだことを明らかにした。また、ロンドン証取の株主であるプライベートエクイティ(PE)ファンドのブラックストーン・グループと米金融情報サービス世界最大手トムソン・ロイターの企業連合からロンドン証取の株式約4%を取得する。

 同契約は、ロンドン証取がマイクロソフトのクラウド・コンピューティングベースのウェブセキュリティーサービスのプロバイダ―となるもので、ロンドン証取は証券取引関連のデータと分析に関するインフラの大半をマイクロソフトのクラウドサービス「ウィンドウズ・アジュール・プラットフォーム」に移管する。

 アジュールのほか、ロンドン証取はマイクロソフトのAI(人工知能)機能や社内コミュニケーションツール「マイクロソフト・チームズ」を従業員に提供する。

 ロンドン証取のデイビッド・シュワイマーCEO(最高経営責任者)は、「今回のマイクロソフトとの戦略提携はLSEGが世界をリードする金融市場になるためのインフラとデータ分析サービスを提供するデータプロバイダー事業の構築に向け、大きく前進することになる」としている。

 戦略提携に伴い、マイクロソフトのスコット・ガスリー取締役副社長(クラウド・AI担当)がロンドン証取の非常勤取締役に就任する予定。

<関連銘柄>

 NASD投信<1545.T>、NYダウ投信<1546.T>、上場米国<1547.T>、

 SPD500<1557.T>、NYダウ<1679.T>、NYダウブル<2040.T>、

 NYダウベア<2041.T>

提供:モーニングスター社

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