【北京IPO】圧力容器メーカーの成都瑞奇智造科技、初値は公開価格より約18%低い6.5元

サーチナ

中国株

2022/12/27 9:14

 圧力容器メーカーの成都瑞奇智造科技(833781/北京)が12月26日、北京証券取引所に新規上場した。公開価格7.93元に対し、初値は18.03%低い6.50元だった。終値は同11.73%安の7.00元だった。

 同社は2001年に成都瑞奇石油化工工程有限公司として設立した民営企業で、14年に株式会社化したのち20年に現社名となった。大型圧力容器、スマート統合設備、石油・天然ガス採掘専用設備などの設計、研究開発、製造、電力専用設備の加工などを主業務としており、原子力エネルギー、新エネルギー、石油化学工業、環境保護などの分野において、省エネ、二酸化炭素排出削減のソリューションプラン、総合サービスを提供している。20年の中国国内圧力容器製品市場シェアは0.05%。

 21年12月期の売上高は2億9029万元(前期比84.15%増)、純利益は4141万元(同2.04倍)。22年1〜9月期の売上高は2億1292万元(前年同期比55.48%増)、純利益は3306万元(同2.32倍)。

 新規上場に伴い調達予定の1億8658万元(約36億円)は、専用設備生産拠点建設プロジェクトに用いる。(編集担当:今関忠馬)(写真:123RF)

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