ハイブテクノ、モーニングスターは「オーバーウエート」を継続

株式

2022/12/28 9:08

 ハイブリッドテクノロジーズ<4260.T>は23年9月期も収益成長が続きそうだ。

 同社の前期業績は、主力のストックサービスの伸びがけん引し、従来計画から大幅に上積みして着地。今期も連結営業利益4億円(前期比39%増)と、大幅増益を計画する。

 前期は人材採用を積極化し収益基盤を強化しており、国内の旺盛なDX(デジタルトランスフォーメーション)ニーズを成長につなげる方針。同社は日本で受注した案件を、ベトナム子会社でオフショア開発する独自のビジネスモデルが特徴となる。ベトナムでは国策でIT人材の育成を強化しており、日本における企業のIT人材不足を補完する役割を同社が担うと見込まれる。

 また、2022年9月には新たにベトナム国家サイバーセキュリティーセンターと提携し、サイバーセキュリティー事業にも乗り出しているほか、12月20日にはセールスフォース社のシンガポール法人からのコンサルティングパートナーの認定取得を発表、セールスフォースの導入や運営支援サービスを提供する認定パートナーとなるなど、成長材料を多く内包する。

 モーニングスターでは28日付リポートで、同社を投資判断「オーバーウエイト」継続とし、目標株価は1400-1600円としている。

提供:モーニングスター社

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