17日の東京株式市場見通し=反発後、もみ合いか

国内市況

2023/1/17 7:46

 予想レンジ:2万5700円-2万6000円(16日終値2万5822円32銭)

 17日の東京株式は反発後、もみ合いか。日経平均株価は連日で大幅下落した反動や、欧州株式が上昇した動きもあり、買い優勢のスタートとなりそう。ただ、きょうからあす18日にかけて、日本銀行で金融政策決定会合が行われる。前回の決定会合では、長期金利の変動幅を0.5%程度まで容認する事実上の利上げを行っているだけに、内容を確認したいとして、模様眺めムードが広がるとみられる。消去法的に、値動きの軽い中小型株に物色の矛先が向かう場面がありそう。為替相場は、ドル・円が1ドル=128円台の半ば(16日は127円97銭-128円00銭)、ユーロ・円が1ユーロ=139円トビ台(同138円61-65銭)と円安方向に振れている。大阪取引所のナイトセッションでは、16日清算値比100円高の2万5870円だった。(高橋克己)

17日の主な経済指標・スケジュール

【国内】

・11:00 11月産業機械受注

・13:30 11月第三次産業活動指数

・日銀金融政策決定会合(18日まで)

【海外】(時間は日本時間)

・11:00 中国12月工業生産・小売売上高・都市部固定資産投資、10-12月期GDP

・19:00 独1月ZEW景況感指数

・22:30 米1月NY連銀製造業景気指数

・北朝鮮の最高人民会議招集

・決算発表=(アジア)新東方教育科技(米国)ゴールドマン・サックス・グループ、モルガン・スタンレー、ユナイテッド・エアラインズ・ホールディングス

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:モーニングスター社

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