【深センIPO】二酸化ケイ素ナノ粒子素材の広州凌イ科技が18日に公募開始、2712万株発行予定
深セン証券取引所の創業板への上場を目指す、広州凌イ科技(301373/深セン)が1月18日、新規公開(IPO)に向けた公募を開始する。2712万株を発行予定で、公募価格は33.73元。公募終了後、速やかに上場する見込みだ。
同社は2007年設立の民営企業で、16年に株式会社化した。二酸化ケイ素ナノ粒子素材の研究開発、生産、販売、技術プラン提供、および造膜助剤の販売を主業務としている。製品は木製品、家具、皮革、紡織、ロール材、インクジェット写真用紙、広告用消耗資材、軌道交通、コンシューマーエレクトロニクス、太陽光発電、医療用フィルム、医療用手袋など様々な分野で利用されている。製品は中国国内のみならず、韓国、東南アジア、欧州など多くの国・地域でも販売されており、シャーウィン・ウィリアムズ、PPG、日本ペイント、関西ペイントなどの世界的な著名塗料メーカーや、中国国内の大手塗料、インキメーカー、石油化学企業を顧客に持つ。
特につや消し用二酸化ケイ素分野で中国国内のリーディングカンパニーとなっており、関連分野の国家標準の原案作成を担当した。20年における中国国内のつや消し用二酸化ケイ素製品販売量第1位。22年1〜6月期のアジア太平洋地域におけるつや消し剤市場シェアは11.45%。22年1〜6月期の売上構成はつや消し剤が55.38%、吸着剤が15.63%、粘着防止剤が5.42%、防錆顔料が7.89%、造膜助剤が14.81%となっている。
21年12月期の売上高は4億918万元(前期比16.85%増)、純利益は6803万元(同15.23%減)。22年1〜6月期の売上高は1億9166万元(前年同期比5.10%減)、純利益は4466万元(同53.70%増)。(編集担当:今関忠馬)(写真:123RF)
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