米国株式市場:景気への警戒感が高まり、NYダウ大幅続落、ナスダックは8日ぶり反落

株式

2023/1/19 7:46

 18日の米国株式は、NYダウが前日比613.89ドル安の3万3296.96ドルと続落、ナスダック総合指数が同138.100ポイント安の1万957.013ポイントと8日ぶりに反落して取引を終了。出来高概算は、NY市場が8億9803万株、ナスダック市場が49億5055万株だった。

 米12月PPI(生産者物価指数)が、前月比マイナス0.5%で市場予想平均の同マイナス0.1%を下回った。FRB(米連邦準備制度理事会)による利上げペースの鈍化を見込み、株価は上昇する場面もみられた。ただ、米12月鉱工業生産が前月比マイナス0.7%で、市場予想平均の同マイナス0.1%よりも悪かったことや、マイクロソフトの人員削減策などから、景気の先行きへの警戒感が強まり、売りが優勢となった。NYダウ採用銘柄では全30銘柄が下落し、ハネウェルやIBM、3M(スリーエム)などが値下がり率の上位に入っている。

 シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、18日の大阪取引所清算値比260円安の2万6470円だった。

提供:モーニングスター社

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