中国広核新能源、22年は中国国内での風力発電量が前年比約23%増の937万MWhに

サーチナ

中国株

2023/1/19 9:53

 中国広核集団傘下の国有発電企業、中国広核新能源HD(01811/香港)が1月13日、2022年12月の発電量、および22年の年間発電量を発表した。中国国内の年間風力発電量が前年比で22.9%増加した。

 12月の総発電量は、179万6600メガワット時で、前年同時期に比べて26.8%増加。このうち、中国国内での風力発電が87万7600メガワット時で同34.3%と大きく増え、中国国内での太陽光発電も12万2900メガワット時で同9.0%の増加となった。一方、中国国内での熱電併給(CHP)およびガス発電は電力供給調整により2万8000メガワット時で同13.0%減、中国国内での水力発電も広西チワン族自治区のプロジェクトが契約満了を迎えたことで発電量が減少し、1万4200メガワット時(同55.3%減)に留まった。また、韓国では22年12月に低温が続いたことで発電割当量が増加し、発電量が75万3900メガワット時で同28.6%の増加となった。

 22年の年間発電量は、合計が1918万7000メガワット時で、前年に比べて5.7%増加。中でも中国国内の風力発電量が大きく増加して前年比22.9%増の937万800メガワット時に達した。また、中国国内の太陽光発電も同6.4%増の169万2400メガワット時と前年より増加した。一方で、中国国内の熱電併給(CHP)およびガス発電は同13.2%減の36万2800メガワット時、中国国内の水力発電は同35.7%減の48万8400メガワット時、韓国での発電量は同6.4%減の727万5300メガワット時だった。(編集担当:今関忠馬)(写真:123RF)

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