20日の東京株式市場見通し=弱含みの展開が続きそう

国内市況

2023/1/20 7:47

 予想レンジ:2万6200円-2万6600円(19日終値2万6405円23銭)

 20日の東京株式は、弱含みの展開が続きそう。日経平均株価は、きのう19日に大幅反落した動きや、現地19日の米国株式が下落したことから、売り優勢スタートが見込まれる。ただ、ブレイナードFRB(米連邦準備制度理事会)副議長は現地19日の講演で、次回の金融政策会合では利上げ幅を0.25%へ縮小する可能性を示唆。米利上げへの過度な警戒感が後退し、米株価が見直されることも予想され、時間外取引での米株価指数先物の動きが注目される。為替相場は、ドル・円が1ドル=128円台の半ば(19日は128円17-19銭)と小動きの一方、ユーロ・円が1ユーロ=139円台の前半(同138円52-56銭)と円安方向に振れている。

 19日のADR(米国預託証券)は円換算値で、高安まちまちながら、楽天グループ<4755.T>、トヨタ<7203.T>、三住トラスト<8309.T>などが、19日の東京終値に比べ安い。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、19日の大阪取引所清算値比20円安の2万6320円だった。(高橋克己)

20日の主な経済指標・スケジュール

【国内】

・ 8:30 12月全国消費者物価

・14:00 12月コンビニ売上高

【海外】(時間は日本時間)

・24:00 米12月中古住宅販売

・台湾市場休場(27日まで)

・決算発表=シュルンベルジェ

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:モーニングスター社

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