31日の東京株式市場見通し=堅調な展開となりそう

国内市況

2023/1/31 7:47

 予想レンジ:2万7300円-2万7600円(30日終値2万7433円40銭)

 31日の東京株式は、堅調な展開となりそう。きのう30日の日経平均株価は、上値の重い展開だったものの、取引終了にかけて上げ幅取り戻す格好となった。手がかり材料に乏しいものの、しっかりした動きが期待される。また、決算発表が本格化し、好業績銘柄への個別株物色が活発化する場面もありそう。為替相場は、ドル・円が1ドル=130円台の半ば(30日は129円59-61銭)、ユーロ・円が1ユーロ=141円台の半ば(同140円79-83銭)と、円安方向に振れている。30日のADR(米国預託証券)は円換算値で、高安まちまちながら、ソニーG<6758.T>、日産自<7201.T>、みずほ<8411.T>などが、30日の東京終値に比べ高い。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、30日の大阪取引所清算値比40円高の2万7410円だった。(高橋克己)

31日の主な経済指標・スケジュール

【国内】

・ 8:30 12月失業率・有効求人倍率

・ 8:50 12月商業動態統計、12月鉱工業生産

・14:00 1月消費動向調査、12月住宅着工・建設受注

・2年国債入札

・決算発表=味の素<2802.T>、小野薬<4528.T>、第一三共<4568.T>、コマツ<6301.T>、富士通<6702.T>、アドバンテスト<6857.T>、レーザーテク<6920.T>、HOYA<7741.T>、りそなHD<8308.T>、三住トラスト<8309.T>、JR東日本<9020.T>、JR西日本<9021.T>、関西電力<9503.T>、東ガス<9531.T>

【海外】(時間は日本時間)

・10:30 IMF世界経済見通し、中国1月コンポジットPMI・製造業PMI・非製造業PMI

・18:00 独10-12月期GDP

・19:00 ユーロ圏10-12月期GDP

・23:00 米11月FHFA住宅価格指数、米11月S&PコアロジックCS住宅価格指数

・FOMC(米連邦公開市場委員会、2月1日まで)

・決算発表=AMD、キャタピラー、エレクトロニック・アーツ、GM、マクドナルド、ファイザー、UPS、エクソンモービル

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:モーニングスター社

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