龍源電力集団、23年1月の風力発電量は前期比44%増の685万MWh
中国国内や海外で主に風力発電事業を手掛ける電力会社の龍源電力集団(00916/香港)が2月13日、2023年1月の発電量を発表した。主力事業である風力発電力が前年同時期より40%以上増加した。
同社は内モンゴル自治区をはじめとする中国の29省・自治区・直轄市とカナダ、南アフリカ、ウクライナで風力発電を手掛けているほか、火力発電事業やその他の再生可能エネルギー事業を手掛けている。
23年1月の同社の総発電量は684万7280メガワット時(MWh)で、前年同時期の524万2551MWhから30.61%増加した。このうち風力発電は602万5345MWhで同44.40%の大幅な増加となった。
風力発電の地域別では内モンゴル自治区が78万9865MWh(同48.88%増)で最も多く、江蘇省の洋上が50万8566MWh(同29.11%増)、福建省が41万3496MWh(同5.47%増)、遼寧省が35万768MWh(同2.40倍)、山西省が34万4359MWh(同2.31倍)、新疆ウイグル自治区が33万3885MWh(同65.73%増)、雲南省が32万1099MWh(同31.64%増)、黒竜江省が32万259MWh(同1.58%減)で続いた。このほか、甘粛省、広西チワン族自治区などで発電量が大きく増加している。
また、海外ではカナダが1万8706MWh(同31.14%減)、ウクライナが2万85MWh(同30.20%減)と減少した一方で、南アフリカは7万1391MWh(同40.14%増)と大幅増を記録した。このほか火力発電量は68万8171MWhで同29.45%減、その他の再生可能エネルギー発電は13万3764MWhで同41.75%の増加となった。
なお、1月31日に発表した業績予告によると、同社の22年12月期通期の会社株主に帰属する純利益は44億5428万〜51億9665万人民元で、前期比30〜40%減となる見通し。(編集担当:今関忠馬)(写真:123RF)
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