【北京IPO】ガス用スマートメーターの河南馳誠電気、初値は公開価格の2.05倍となる12.01元

サーチナ

中国株

2023/2/17 9:16

 ガス用スマートメーターなどを製造する河南馳誠電気(834407/北京)が2月16日、北京証券取引所に新規上場した。公開価格5.87元に対し、初値は2.05倍の12.01元だった。終値は同80.75%増の10.61元だった。

 同社は2004年設立の民営企業で、15年に株式会社化した。本社は河南省鄭州市。気体の環境安全モニタリング製品の研究開発、生産、販売を主業務としており、主な製品はスマートメーター、警報制御システム、スマートセンサーなど。中国石油化工(00386/香港、600028/上海)などの国有企業や、吉利汽車(00175/香港)などの上場企業を多く顧客に持つほか、UAE、欧州、東アジア諸国にも製品を輸出している。

 21年12月期の売上高は8675万元(前期比41.92%減)、純利益は1641万元(同44.29%減)。22年1〜9月期の売上高は1億3595万元(前年同期比35.29%増)、純利益は2036万元(同6.76%減)。

 新規上場に伴い調達予定の5870万元(約11億円)は、スマートメーター生産ラインのスマート化改良プロジェクトに用いる。(編集担当:今関忠馬)(写真:123RF)

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