新エネ発電の中国大唐集団新能源、23年1月は風力・太陽光いずれも前年同月比で大幅増

サーチナ

中国株

2023/2/17 9:30

 風力発電と太陽光発電を手掛ける中国の電力会社、中国大唐集団新能源(01798/香港)が2月16日、2023年1月の風力、太陽光発電量を発表した。風力、太陽光いずれの発電量も前年同月に比べて大きく増加した。

 同社および付属会社の23年1月の発電量は316万9132メガワット時(MWh)で、前年同月から54.97%増加した。このうち、風力発電量301万3960MWhで同54.01%増、太陽光発電が15万5172MWhで同76.48%増だった。

 風力発電の地域別発電量では、内モンゴル自治区が99万3003MWh(同44.57%)とほぼ100万MWhに達した。また、山西省は同2.7倍増の30万4480MWhで内モンゴル自治区に次ぐ2番めの発電量となった。吉林省も同3.69倍増の27万9491MWhと大きく増加し、3番めの発電量となった。以下、黒竜江省が20万9323MWh(同11.40%増)、山東省が18万9071MWh(同52.44%増)、遼寧省が15万2080MWh(同37.50%増)となっている。

 太陽光発電の地域別発電量では、貴州省が4万9371MWh(同77.59%増)で最も多く、以下寧夏回族自治区が2万6042MWh(同0.24%減)、吉林省が2万4450MWh(前年同月は実績なし)、内モンゴル自治区が2万4071MWh(同90.82%増)となっている。このほか、甘粛省の発電量も1万1992MWhで同2.87倍と大きく増えた。(編集担当:今関忠馬)(写真:123RF)

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