【深センIPO】金鉱採掘の四川容大黄金が22日に公募開始、6000万株を発行予定

サーチナ

中国株

2023/2/21 9:20

 深セン証券取引所のメインボードへの上場を目指す、四川容大黄金(001337/深セン)が2月22日、新規上場(IPO)に向けた公募を開始する。6000万株を発行予定で、公募終了後速やかに上場する見込みだ。

 同社は2006年に木里県容大鉱業として設立し、21年に株式会社化して現社名となった。金鉱資源の開発に特化し、金鉱の採掘、選別、販売を主業務としている。主に取り扱う製品は金精鉱と金鉱石だ。中国国内の主要な金鉱採掘選別企業の1つとなっており、中国黄金協会の理事団体を務めている。四川省木里県にある金鉱の採掘権を持ち、22年3月末現在の埋蔵量は76トンを超える。

 中国黄金協会の統計では、2020年の「中国黄金経済効果企業トップ10」で第10位となったほか、20年の各省、自治区、直轄市における1トン以上の独立金鉱山ランキングで、四川省の中で1位となった。21年に中国で生産された金は328.98トンであるのに対し、同社の生産量は1.66トンとなっており、ここから計算される試乗シェアは0.50%で、19年の0.41%、20年0.42%からやや上昇した。

 22年12月期の売上高は4億7246万元(前期比10.16%減)、純利益は1億9868万元(同29.53%増)。23年1〜3月期の業績予測は、売上高が1億4000万〜1億6000万元(前年同期比26.08〜44.10%増)、純利益が5300万〜6700万元(同28.20〜62.07%増)となっている。(編集担当:今関忠馬)(写真:123RF)

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