東武鉄道が続伸、23年3月期業績予想の上方修正と期末配当予想の増額を材料視

株式

2023/2/27 15:33

 東武鉄道<9001.T>が続伸し、一時59円高の3040円を付けた。前週末24日引け後、23年3月期の連結業績予想の上方修正と、期末配当予想の増額を明らかにし、好感された。

 23年3月期業績予想で、営業収益を5920億円から6070億円(前期比20.0%増)に、営業利益を410億円から500億円(同2.0倍)に引き上げた。旅行業において、ソーシャルイノベーション事業が想定以上に伸長したことに加え、入国制限緩和に伴う訪日外国人旅行客の増加や全国旅行支援の後押しなどにより、ホテル業の客室単価や鉄道業の行楽需要が回復したことも寄与する。

 期末配当予想は、従来の10円から15円(前期実績10円)に増額。第2四半期末の記念配当5円を含む15円(同10円)と合わせた年間配当は30円(同20円)となる見込み。

 27日の終値は、前週末比49円高の3030円。

提供:モーニングスター社

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