<米国株情報>ズームは3日ぶり反発、第4四半期と今期見通しのEPSが市場予想上回る

株式

2023/3/1 10:28

 ウエブ会議サービス大手ズーム・ビデオ・コミュニケーションズは2月28日、前日比1.18%高の74.59ドルと3営業日ぶりに反発した。27日引け後に発表した23年1月期第4四半期(22年11月-23年1月)の決算が好感された。

 第4四半期の売上高は前年同期比4.3%増の11億1780万ドル、最終損益は1億400万ドルの赤字(前年同期は4億9050万ドルの黒字)に転じたが、一時的項目を除いた調整後の希薄化後1株当たり利益(EPS)は前年同期比5.4%減の1.22ドルとなり、売上高、同EPSともに市場予想を上回った。

 コロナ禍におけるリモートワークの普及が一巡し、オンライン事業が前年同期比10%減の4億8170万ドルと低迷したが、法人顧客向け事業は同18%増の6億3610万ドルと堅調だった。1月末時点の法人顧客数は前年同期比12%増の21万3000社、年間売上10万ドル超の大口の法人顧客数は同27%増の3471社となった。

 24年1月期第1四半期(22年2-4月)については、売上高を10億8000万-10億8500ドル、調整後EPSを0.96-0.98ドルと予想。通期では、。売上高を44億3500万-44億5500万ドル、調整後EPSを4.11-4.18ドルと予想。EPS予想は第1四半期、通期とも市場予想を上回った。

<関連銘柄>

 NASD投信<1545.T>、NYダウ投信<1546.T>、上場米国<1547.T>、

 SPD500<1557.T>、NYダウ<1679.T>、NYダウブル<2040.T>、

 NYダウベア<2041.T>

提供:ウエルスアドバイザー社

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