8日の東京株式市場見通し=反落後はもみ合いか

国内市況

2023/3/8 7:47

 予想レンジ:2万8000円-2万8400円(7日終値2万8309円16銭)

 8日の東京株式は反落後、もみ合いか。日経平均株価は3日続伸していた反動や、現地7日の欧米株式が下落した動きから、売り優勢スタートが見込まれる。直近3日間で800円強の値上がりとなっていたこともあり、落ち着きどころを探る展開が想定される。為替相場は、ドル・円が1ドル=137円台の前半(7日は135円74-76銭)、ユーロ・円が1ユーロ=144円台の半ば(同145円04-08銭)と円安方向に振れており、輸出関連銘柄が下支え役となる場面もありそう。7日のADR(米国預託証券)は円換算値で、ZHD<4689.T>、三住トラスト<8309.T>、ソフバンG<9984.T>などが、7日の東京終値に比べ安い。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、7日の大阪取引所清算値比115円安の2万8205円だった。(高橋克己)

8日の主な経済指標・スケジュール

【国内】

・ 8:50 1月国際収支、2月対内証券売買契約

・14:00 1月景気動向指数(速報)

・15:00 2月景気ウオッチャー調査

【海外】(時間は日本時間)

・22:15 米2月ADP雇用統計

・22:30 米1月貿易収支

・24:00 米下院でパウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長が議会証言

・米10年国債入札

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:ウエルスアドバイザー社

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