<米国株情報>ボーイング、近くサウジ国営航空リヤド・エアに機材納入で合意か

株式

2023/3/14 10:22

 航空・宇宙機器大手ボーイングは、早ければ今週中にもサウジアラビアの国営航空会社リヤド・エアに、「ボーイング787ドリームライナー」などのワイドボディ機を納入することで合意するもようだ。経済紙ウォール・ストリート・ジャーナルが12日に報じた。商談規模は約350億ドルに達すると見られている。

 リヤド・エアは政府系投資ファンドPIF(公的投資基金)が全額出資している。PIFの運用資産額は約6200億ドルで、最近ではEV(電気自動車)ベンチャー企業ルシード・モータースの大株主としても知られる。

 リヤド・エアは首都リヤドのキング・ハーリド国際空港をハブ港とし、アジアや欧州、アフリカを結び、30年までに世界100カ所の都市・地域を結ぶ路線網を構築する計画。従業員数は20万人超となる見通し。リヤド・エアは22年に設立登記されたが、ムハンマド・ビン・サルマーン・アール・サウード王太子兼首相が今月12日に同社の設立を正式発表している。リヤド・エアは既存のサウジアラビア航空(サウディア)に続き、2番目の国営航空会社となる。

<関連銘柄>

 NASD投信<1545.T>、NYダウ投信<1546.T>、上場米国<1547.T>、

 SPD500<1557.T>、NYダウ<1679.T>、NYダウブル<2040.T>、

 NYダウベア<2041.T>

提供:ウエルスアドバイザー社

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