16日の東京株式市場見通し=反落後も軟調な展開か

国内市況

2023/3/16 7:47

 予想レンジ:2万6600円-2万7000円(15日終値2万7229円48銭)

 16日の東京株式は、反落後も軟調な展開か。日経平均株価はきのう15日、小幅ながら4日ぶりに反発したものの、現地15日の欧米株式が下落した展開を受け、売り優勢スタートとなろう。軟地合いのなか、先行き不透明感が台頭し、手控えムードの広がる場面が想定される。為替相場は、ドル・円が1ドル=133円台の前半(15日は134円86-89銭)、ユーロ・円が1ユーロ=141円前後(同144円81-85銭)と円高方向に振れており、輸出関連銘柄には重しとなりそう。15日のADR(米国預託証券)は円換算値で、クボタ<6326.T>、三菱UFJ<8306.T>、三井住友<8316.T>などが、15日の東京終値に比べ安い。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、15日の大阪取引所清算値比560円安の2万6490円だった。(高橋克己)

16日の主な経済指標・スケジュール

【国内】

・ 8:50 2月貿易収支、1月機械受注、週間の対外対内証券売買契約

・14:00 2月首都圏新規マンション発売

・20年国債入札

【海外】(時間は日本時間)

・21:30 米2月輸出入物価、米2月住宅着工件数、米3月NY連銀ビジネスリーダーズサーベイ、米3月フィラデルフィア連銀製造業景況感指数、米週間の新規失業保険申請件数

・ECB定例理事会(ラガルド総裁会見)

・決算発表=ダラー・ゼネラル、フェデックス

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:ウエルスアドバイザー社

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