日経平均は33円高、円安で買い先行も伸び悩む

 2日午前10時時点の日経平均株価は前日比33円64銭高の2万9156円82銭。朝方は、円安・ドル高を支えに買いが先行し、2万9278円80銭(前日比155円62銭高)と高く寄り付いた。ただ、連日の上昇で利益確定売りも出やすく、一巡後は伸び悩み、足元では小高い水準で推移している。

 業種別では、HOYA<7741.T>、タムロン<7740.T>などの精密株が堅調。第一三共<4568.T>、中外薬<4519.T>、エーザイ<4523.T>などの医薬品株も高く、アドバンテスト<6857.T>、東エレク<8035.T>、TDK<6762.T>などの電機株も買われている。NTTデータ<9613.T>、ネクソン<3659.T>などの情報通信株も引き締まっている。

 半面、三井不<8801.T>、三菱地所<8802.T>、住友不<8830.T>などの不動産株が軟調。野村<8604.T>、マネックスG<8698.T>などの証券商品先物株も安い。三菱UFJ<8306.T>、三井住友<8316.T>、りそなHD<8308.T>などの銀行株や、第一生命HD<8750.T>、MS&AD<8725.T>、かんぽ生命<7181.T>などの保険株も売られている。オリックス<8591.T>、クレセゾン<8253.T>などのその他金融株もさえない。

 個別では、イビデン<4062.T>、シンプレHD<4373.T>、KeePer<6036.T>などが値上がり率上位。半面、ニッカトー<5367.T>、リケンテクノ<4220.T>、ラクスル<4384.T>などが値下がり率上位。

提供:ウエルスアドバイザー社

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