<新興国eye>ブラジル中銀週報:23年インフレ見通しを6.02%上昇に引き下げ

新興国

2023/5/11 8:49

 ブラジル中央銀行が8日発表した経済週報「フォーカス・ブルティン」によると、同中銀の委託を受けて民間アナリストが予想した、IPCA(拡大消費者物価指数)で見た23年のインフレ見通しは前週予想の6.05%上昇から6.02%上昇に引き下げられた。1カ月前は5.98%上昇だった。24年の見通しも4.18%上昇から4.16%上昇に引き下げられた。1カ月前は4.14%上昇だった。

 また、23年実質GDP(国内総生産)伸び率の見通しは前週予想の1.00%増に据え置かれた。1カ月前は0.91%増だった。24年の見通しは1.41%増から1.40%増に引き下げられた。1カ月前は1.44%増だった。

 23年末時点の政策金利見通しは前週予想の12.50%に据え置かれた。据え置きは3週連続。1カ月前の予想は12.75%だった。24年末時点の見通しも10.00%に据え置かれた。据え置きは12週連続。次回6月会合時点の見通しも13.75%に据え置かれた。据え置きは23週連続。

 一方、為替(対ドル)レートの見通しは、23年末時点の見通しが前週予想の5.20レアルに据え置かれた。据え置きは2週連続。1カ月前は5.25レアルだった。24年末時点の見通しも5.25レアルに据え置かれた。据え置きは2週連続。1カ月前は5.27レアルだった。

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 ボベスパ<1325.T>、上場MSエマ<1681.T>、上場EM債<1566.T>

提供:ウエルスアドバイザー社

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