日経平均は117円高、円安支えに買い先行も伸び悩む

 15日午前10時時点の日経平均株価は前週末比117円48銭高の2万9505円78銭。朝方は、円安・ドル高を支えに買いが先行した。先物買いを交えて日経平均は上げ幅を拡大し、一時2万9629円47銭(前週末比241円17銭高)まで上昇した。その後は、利益確定売りに伸び悩み商状となっている。

 業種別では、オリックス<8591.T>、みずほリース<8425.T>、東京センチュ<8439.T>などのその他金融株が上昇。KDDI<9433.T>、ソフバンG<9984.T>、NTTデータ<9613.T>、コナミG<9766.T>などの情報通信株も高い。帝人<3401.T>、ゴールドウイン<8111.T>、ワコールHD<3591.T>などの繊維製品株も堅調。大和証G<8601.T>、野村<8604.T>、SBI<8473.T>などの証券商品先物株や、味の素<2802.T>、ヤクルト<2267.T>、アサヒ<2502.T>などの食料品株も値を上げている。

 半面、オリンパス<7733.T>、トプコン<7732.T>などの精密株が下落。大王紙<3880.T>、日本紙<3863.T>などのパルプ・紙株や、日産自<7201.T>、マツダ<7261.T>などの輸送用機器株も安い。

 個別では、長野計器<7715.T>、フロンティM<7038.T>がストップ高となり、アルテリア<4423.T>などの上げも目立つ。半面、イーレックス<9517.T>、恵和<4251.T>がストップ安売り気配となり、T&Gニーズ<4331.T>などが値下がり率上位。

提供:ウエルスアドバイザー社

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