日経平均は202円高、米国株高を受け買いが先行

 12日午前10時時点の日経平均株価は前週末比202円95銭高の3万2468円12銭。朝方は、広範囲に買いが先行した。前週末の米国株式市場で主要3指数が上昇した流れを受け、前場の早い段階で3万2494円79銭(前週末比229円62銭高)まで上伸した。その後、伸び悩む場面もあったが、徐々に持ち直し、足元では高値圏で推移している。

 業種別では、東レ<3402.T>、デサント<8114.T>などの繊維製品株や、浜ゴム<5101.T>、TOYO<5105.T>、ブリヂス<5108.T>などのゴム製品株が堅調。HOYA<7741.T>、オリンパス<7733.T>、島津製<7701.T>などの精密株も高く、JAL<9201.T>、ANA<9202.T>などの空運株も引き締まっている。エーザイ<4523.T>、第一三共<4568.T>、住友ファーマ<4506.T>などの医薬品株や、第一生命HD<8750.T>、SOMPOH<8630.T>、T&DHD<8795.T>などの保険株も買われている。

 半面、川崎汽<9107.T>、郵船<9101.T>、商船三井<9104.T>などの海運株が軟調。京成<9009.T>、近鉄GHD<9041.T>などの陸運株も安く、神戸鋼<5406.T>、JFEHD<5411.T>などの鉄鋼株もさえない。

 個別では、HEROZ<4382.T>、ベステラ<1433.T>がストップ高カイ気配となり、シーイーシー<9692.T>などの上げが目立つ。半面、マースGHD<6419.T>、エイチーム<3662.T>、gumi<3903.T>などが値下がり率上位。

提供:ウエルスアドバイザー社

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