7日の東京外国為替市場見通し=ドル・円、米6月雇用統計を先読む展開か

為替

2023/7/7 8:39

ドル・円予想レンジ:1ドル=143円50銭-144円80銭

 7日の東京外国為替市場で、ドル・円は1ドル=144円ちょうど近辺では底堅くなりそうだ。

 前日の米国時間に公表された米6月ADP雇用統計が市場予想を大幅に上回ったことを受け、ドル・円は米長期金利上昇を伴い一時144円60銭台まで上値を伸ばした。きょう7日東京時間は、米国時間に発表される米6月雇用統計でも市場予想を上ブレるとの見方が強まり、ドル・円をサポートしそうだ。

 一方、内田真一日銀副総裁が当面はYCC(イールドカーブ・コントロール=長短金利操作)を継続する考えを示したと伝わったが、先々でYCCの修正は避けられないとの見方が優勢となれば、円買い主導でドル・円を下押しする可能性もある。

<主な経済指標・イベント>

国内:6月外貨準備高、5月景気動向指数

北米:米6月雇用統計、グールズビー米シカゴ連銀総裁が講演

アジア太平洋:特になし

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、為替取引に当たっては自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:ウエルスアドバイザー社

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