日経平均は264円高、米国株高で買い優勢

 8日午前10時時点の日経平均株価は前日比264円91銭高の3万2519円47銭。朝方は、買い優勢で始まった。ニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁が一段の利上げに慎重な見方を示し、7日の米国株式市場で主要株価指数がそろって上昇。円安歩調も支えとなり、日経平均は上げ幅を拡大し、3万2500円台で堅調に推移している。

 業種別では、川崎汽<9107.T>、郵船<9101.T>、商船三井<9104.T>などの海運株が堅調。中部電力<9502.T>、関西電力<9503.T>、東ガス<9531.T>などの電気ガス株も高い。キッコーマン<2801.T>、味の素<2802.T>、明治HD<2269.T>などの食料品株や、ダイキン<6367.T>、コマツ<6301.T>、クボタ<6326.T>などの機械株も値を上げた。三井不<8801.T>、三菱地所<8802.T>、東急不HD<3289.T>などの不動産株も買われた。

 半面、東京海上<8766.T>、第一生命HD<8750.T>などの保険株が軟調。HOYA<7741.T>、東精密<7729.T>などの精密株も安い。

 個別では、プロパティA<3464.T>がストップ高カイ気配となり、イトーキ<7972.T>、ブラザー<6448.T>などの上げが目立つ。半面、スペース<9622.T>、LIFULL<2120.T>、カチタス<8919.T>などが値下がり率上位。

提供:ウエルスアドバイザー社

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