富士製薬、エムスリーと共同開発した「FSN-013」を厚生労働省に承認申請

株式

2023/10/19 15:34

 富士製薬<4554.T>は18日、エムスリー<2413.T>と日本で共同開発したエステトロール/ドロスピレノン配合剤「FSN-013」について、月経困難症を予定適応症として、同日、厚生労働省に製造販売承認の申請を行ったと発表した。

 同剤は、同社がベルギーのMithra Pharmaceuticalsから導入した、天然型エストロゲンのエステトロールを新規成分として含有する製剤。エステトロールは、エストロゲンの受容体に選択的に作用することが確認されており、この選択性により、さまざまなベネフィットが期待されるという。

 月経困難症とは、月経期間中に月経にともなっておこる病的な状態をいい、下腹部痛、腰痛など一般に月経痛とよばれる症状に加え、おなかの張る感じ、吐き気、頭痛、疲労・脱力感、食欲不振、いらいら、下痢および憂うつなども含むという。

 19日の終値は、前日比4円高の1146円。

提供:ウエルスアドバイザー社

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