19日の東京外国為替市場見通し=ドル・円、日銀金融政策決定会合に注目

為替

2023/12/19 8:49

ドル・円予想レンジ:1ドル=140円80銭-143円80銭

 19日の東京外国為替市場では、日銀金融政策決定会合の結果公表や、その後の植田日銀総裁の会見が最大の注目材料となり、それまでは神経質な展開が予想される。前日の米国時間はFRB(米連邦準備制度理事会)高官から早期の米利下げ観測をけん制する発言が続いたためドル買いが優勢となったが、きょうの日銀会合でマイナス金利や長短金利操作(イールドカーブ・コントロール、YCC)の撤廃などが決まれば円買いが強まりそうだ。一方、日銀関係者はこれらの撤廃を急ぐ必要がないとの認識とも報じられており、金融政策が現状維持となった場合は円安が進む可能性がある。

<主な経済指標・イベント>

国内:日銀金融政策決定会合の結果公表、植田日銀総裁が会見

アジア太平洋:12月RBA(豪準備銀行)理事会の議事要旨

北米:米11月住宅着工件数、カナダ11月CPI(消費者物価指数)

欧州:ユーロ圏11月HICP(消費者物価指数)改定値、ハンガリー中銀が政策金利を発表

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、為替取引に当たっては自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:ウエルスアドバイザー社

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