(再送)<一撃!裏銘柄>新春有力低位株、トレカ事業は期待大――アクセルM

株式

2024/1/5 8:30

 2024年の新春大化け候補はアクセルマーク(アクセルM)<3624.T>だ。

 新年早々に地震被害が直撃した北陸地方では、毎年のように豪雪も予報されている。同社の手掛ける積雪深自動モニタリングシステム「YUKIMI」への関心が高まる局面だ。

 YUKIMIは、積雪深センサーとデータ閲覧システムを一体化したもので、除雪車の円滑な稼働に貢献する。国の「デジタル田園都市国家構想推進交付金」を活用し、複数の自治体から受注を獲得した。

 一方で、トレーディングカード市場への参入も有力材料だ。日本玩具協会によると、22年度のトレカとカードゲームの国内市場規模は2349億円で、前年比で32%増、3年前に比べて2倍以上に拡大。今や玩具市場の25%を占めるほど存在感を高めている。同社は、トレカ横丁を運営しているエイチ・エム・ワイ(東京都千代田区)との業務提携によりトレカ事業を開始。自社店舗やオンラインでの販売も視野に入れている。

 主力の広告事業は、運用代行サービスの停滞や大規模なシステム開発費用の負担により伸び悩んでいるが、新規取引先や広告枠の獲得で徐々に売上が回復している。また、AI(人工知能)を活用した新たな広告配信プラットフォーム「AXEL MARK DSP」も浮上に寄与しそうだ。

 現在の株価は200円台と手掛けやすく、低位株物色のターゲットとして有力とみられる。

提供:ウエルスアドバイザー社

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