<新興国eye>ターキッシュエアラインズ、ボーイング「737MAX-8」型機10機を長期リースで取得

新興国

2024/1/30 8:58

 トルコ国営航空大手ターキッシュエアラインズは29日、中東の航空リース大手ドバイ・エアロスペース・エンタープライズ(DAE)から米航空・宇宙大手ボーイング<BA>の「737MAX-8」(737-8)型機10機を長期リースで取得する契約を結んだことを明らかにした。地元紙デイリー・サバ(電子版)が伝えた。

 新型機は25年に引き渡される予定。DAEは現在、計96機の737MAXシリーズを所有している。

 今月初め(5日夜)、アラスカ航空の「737MAXー9」型機の非常用出口ドアが爆発した事故を受け、米連邦航空局(FAA)は同型機171機の運航停止を指示、ターキッシュエアラインズも安全点検のため、保有するボーイング737MAX-9型機5機を運航から外していた。その後、FAAは1月24日、安全調査の結果、同型機の運航再開は可能との判断を示している。

 これを受け、ターキッシュエアラインズの株価は29日、イスタンブール証券取引所で一時、約6%急騰、イスタンブール100種株価指数を押し上げた。

<関連銘柄>

 上場MSエマ<1681.T>

提供:ウエルスアドバイザー社

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