日ガスが急反発、上限180万株の自己株取得枠を設定、第3四半期決算は大幅増益で着地

株式

2024/2/2 15:55

 日本瓦斯(日ガス)<8174.T>が急反発し、171円高の2435円を付けた。1日引け後、自己株取得枠を設定したと発表、材料視された。

 自己株取得枠は、上限180万株(自己株を除く発行済み株式数の1.6%)・35億円。取得期間は2月2日から7月31日までとしている。

 同時に発表した24年3月期第3四半期累計(23年4-12月)の連結決算は、売上高が1346億7300万円(前年同期比4.1%減)、営業利益は92億5300万円(同53.1%増)だった。記録的な高気温の影響でガス販売量は減少したものの、LPガスの原料価格が低く推移したことで利幅が拡大、都市ガスでもスライドタイムラグがプラス方向に影響したという。

 スライドタイムラグとは、原料価格の変動が先に売上原価、後に遅れて売価(料金)に反映されることから発生するタイムラグのこと。

 2日の終値は、前日比127.5円高の2391.5円。

提供:ウエルスアドバイザー社

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