<米国株情報>パランティアは急騰、AI需要旺盛で第4四半期の売上高が市場予想上回る

株式

2024/2/7 10:09

 データ解析のパランティア・テクノロジーズ<PLTR>が6日、前日比で一時32%超上昇し、22.18ドルと21年11月以来約2年3カ月ぶりの高値を付けた。終値は同30.80%高の21.87ドル。寄り付き前に発表した23年12月期第4四半期(10-12月)の決算が好感された。

 売上高は前年同期比19.6%増の6億835万ドルと2ケタ成長となって市場予想を上回った。純利益は同2.9倍の9340万ドル、調整後の1株当たり利益(EPS)は0.08ドル(前年同期は0.04ドル)で、市場予想と一致した。これにより、主要株価指数のS&P500指数の構成銘柄に採用される条件のひとつである4四半期連続の黒字決算を達成した。

 パランティアのアレックス・カープCEO(最高経営責任者)によると、新薬開発などで使われる民間商業用AIP(人工知能プラットホーム)の採用件数が630件超(22年は100件弱)に急増。米国内の法人顧客数も前年比55%増の221社となった。同CEOは、「米国で大規模言語(AI言語)モデルに対する需要が絶え間なく続いている」としている。

 24年12月期第1四半期(1-3月)については、売上高を6億1200万-6億1600万ドル、調整後営業利益を1億9600万-2億ドルと予想。通期では、売上高を26億5200万-26億6800万ドル、調整後営業利益を8億3400万-8億5000万ドルと予想している。

<関連銘柄>

 NASD投信<1545.T>、NYダウ投信<1546.T>、上場米国<1547.T>、

 SPD500<1557.T>、NYダウ<1679.T>、NYダウブル<2040.T>、

 NYダウベア<2041.T>

提供:ウエルスアドバイザー社

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