日経平均は454円高と大幅反発、バブル経済崩壊後の高値を更新=15日後場

きょうの場況

2024/2/15 15:26

 15日後場の日経平均株価は、前日比454円62銭高の3万8157円94銭と反発。TOPIX(東証株価指数)も同7.26ポイント高の2591.85ポイントと、そろって反発して取引を終えた。日経平均はバブル経済崩壊後の高値を更新。終値ベースで3万8000円台となるのは、90年1月11日(3万8170円)以来、34年1カ月ぶり。朝方の買いが一巡した後、上値の重い時間帯もみられたが、後場に入り堅調に推移。取引終了間際に、日経平均は同485円42銭高の3万8188円74銭を付ける場面がみられた。東証プライム市場の出来高は20億1041万株、売買代金は5兆4919億円。騰落銘柄数は値上がりが505銘柄の一方、値下がりは1106銘柄と値上がりよりも多い。変わらずは46銘柄だった。

 業種別では、33業種のうち16業種が上昇、17業種が下落した。SOMPOH<8630.T>、東京海上<8766.T>などの保険株や、SMC<6273.T>、ダイキン<6367.T>などの機械株が上昇。出光興産<5019.T>、ENEOS<5020.T>などの石油石炭製品株や、浜ゴム<5101.T>、ブリヂス<5108.T>などのゴム製品株も高い。オプンハウス<3288.T>、三井不<8801.T>などの不動産株や、日本製鉄<5401.T>、JFEHD<5411.T>などの鉄鋼株も堅調。レゾナック<4004.T>、信越化<4063.T>などの化学株や、三井物産<8031.T>、三菱商事<8058.T>などの卸売株もしっかり。一方、INPEX<1605.T>、石油資源<1662.T>などの鉱業株や、王子HD<3861.T>、日本紙<3863.T>などのパルプ紙株が下落。帝人<3401.T>、東レ<3402.T>などの繊維株や、バンナム<7832.T>、TOPPAN<7911.T>などのその他製品株も安い。

 個別では、セグエ<3968.T>、ミツバ<7280.T>、三井海洋<6269.T>、東洋炭素<5310.T>、ペプチドリム<4587.T>などが上昇。半面、エイチワン<5989.T>、マーケットエンター<3135.T>、アイエスビー<9702.T>、タカラバイオ<4974.T>、コーセー<4922.T>などが下落した。

(写真:123RF)

提供:ウエルスアドバイザー社

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