日経平均、3万9000円初突破―後場一段高で取引時間のバブル高値更新

株式

2024/2/22 12:53

 日経平均株価が22日後場の取引開始直後に、史上初めて3万9000円を突破した。ザラ場ベースのバブル期の最高値(3万8957円)を更新し、前日比で766円値上がりする場面があった。

 この日は、日本時間の早朝に発表された米エヌビディアの好決算が材料視され、半導体関連株を中心に買いが先行。前場に3万8924円を付け、終値ベースの史上最高値(3万8915円)を上回った。

 後場も旺盛な買いに支えられ、指数は一段高している。日経平均は午後零時32分に3万9029円を付けた。円安を背景に自動車や電機、機械といった輸出セクターに物色が広がった。

 インベストラストの福永博之代表は、「急激な円高が起きなければ、日経平均の強い基調はしばらく継続しそうだ」と指摘。企業の来年度の増益確度が高まる中で、「4万円を超える水準も許容されるだろう」と話している。

提供:ウエルスアドバイザー社

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