今晩のNY株の読み筋=米2月ISM製造業景況指数に注目

株式

2024/3/1 17:29

 2月29日の米国株式市場において、NYダウは4日ぶりに反発。米1月PCE(個人消費支出)デフレーター、同コア・デフレーターともに市場予想と一致し、米10年債利回りが低下する中、主要株価指数は反発して取り引きを開始。その後、2月シカゴPMI(購買担当者景気指数)、米1月中古住宅販売仮契約が市場予想を下回り、全体の騰勢に歯止めが掛かるが、利益確定売りが一巡すると、半導体関連のけん引により、押し目買いが進展。NYダウは前日比47ドル高の3万8996ドルで終了した。

 3月1日は、米2月ISM(全米供給管理協会)製造業景況指数が発表される。市場予想は49.5と、1月の49.1から改善の見通しだが果たしてどうか。ほかに米2月製造業PMI(購買担当者景気指数)、米1月建設支出、2月ミシガン大学消費者信頼感指数も注目が怠れない。

<主な米経済指標・イベント>

米2月ISM製造業景況指数、米2月製造業PMI、米1月建設支出、2月ミシガン大学消費者信頼感指数

(日付は現地時間)

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の取引に当たっては自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:ウエルスアドバイザー社

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