<米国株情報>AMD、AIエンジン搭載の新型プロセッサの市場投入を発表

株式

2024/4/17 10:07

 半導体大手アドバンスト・マイクロ・デバイシズ<AMD>は16日、AIエンジンを搭載したビジネス向けの新型プロセッサとして、デスクトップ向けの「Ryzen PRO 8000」(ノートPC用)とモバイル向けの「同8040」を市場投入すると発表した。

 24年第2四半期(4-6月)から中国レノボや米HP<HPQ>などのPCモデルに搭載される見通し。市場では、24年後半に急拡大が予想されるAI対応パソコンの市場で、AMDがインテル<INTC>やエヌビディア<NVDA>などとの競争力が引き上げられるとみている。

 AMDの発表前である15日には、英金融大手HSBCがAMDの向こう12カ月間の目標株価も180ドルから225ドルに引き上げ、投資判断を「ホールド」(中立)から「バイ」(買い)に引き上げている。

 AMDが23年12月にAMDが発表したAIサーバー向け大型グラフィック・プロセッサや、24年下期に投入予定の「MI350」や「MI375」、「MI400」はエヌビディアの「ブラックウェル B200」よりも競争優位性が高く、24年のAI・GPUの売上規模を50億ドル超に引き上げると指摘。AI向けGPU市場において、AMDが25年に10-15%のシェアを握るとみている。

<関連銘柄>

 NASD投信<1545.T>、NYダウ投信<1546.T>、上場米国<1547.T>、

 SPD500<1557.T>、NYダウ<1679.T>、NYダウブル<2040.T>、

 NYダウベア<2041.T>

提供:ウエルスアドバイザー社

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