<米国株情報>アプライドの半導体製造装置の対中輸出、米商務省が調査再開

株式

2024/5/27 10:12

 米商務省は、半導体製造装置大手アプライド・マテリアルズ<AMAT>が中国向けに半導体製造装置を出荷していることについて、国家安全保障上の規制に抵触するか否かの調査を再開した。

 アプライドが23日にSEC(米証券取引委員会)に提出した報告書によると、米商務省の産業安全保障局から半導体製造装置の中国輸出をめぐる調査の一環として、最新の輸出(出荷)状況を確認するための召喚状を受け取ったという。

 経済通信社ブルームバーグによると、アプライドの対中輸出をめぐる問題は22年にさかのぼる。当時、商務省など政府機関がアプライドに対し、最先端の半導体製造装置の中国輸出が国家安全保障上の規制に違反した可能性について最初の調査を行なった。この問題については、マサチューセッツ州連邦地検やSECも2月にアプライドに対する調査をしている。

 アプライドにとって中国市場は売上高全体の2-3割を占める重要な市場だが、米政府は中国向けの半導体製造装置の種類に制限を設け、国家安全保障への脅威と主張する最先端の能力を中国が獲得することを阻止する動きを強めている。

<関連銘柄>

 NASD投信<1545.T>、NYダウ投信<1546.T>、上場米国<1547.T>、

 SPD500<1557.T>、NYダウ<1679.T>、NYダウブル<2040.T>、

 NYダウベア<2041.T>

提供:ウエルスアドバイザー社

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