<米国株情報>エヌビディア、マイクロソフト、オープンAI、米独禁法当局が調査開始へ

株式

2024/6/7 10:12

 米司法省(反トラスト局)と米独占禁止法当局のFTC(連邦取引委員会)が、エヌビディア<NVDA>、マイクロソフト<MSFT>、オープンAIのAI市場での寡占状況や商行為について調査することで大筋合意したもようだ。司法省がエヌビディアを、FTCがマイクロソフトとオープンAIを調査する。6日に複数の米メディアが報じた。

 マイクロソフトへの調査では、同社が全株式の49%を保有するオープンAIへの影響力などを中心に調査するという。

 司法省のジョナサン・カンター反トラスト局長は「優位に立っている企業に大きな優位性を与える可能性がある」と指摘したうえで、「強力なネットワーク効果により、寡占企業がこれらの新しい市場(AI市場)を支配できるようになる可能性がある」と警告している。

 CNBCによると、AI市場は今後10年以内に1兆ドルを超える巨大市場となることが予想されており、市場シェアの獲得を目指し、オープンAIやアンスロピックなどのAIベンチャー企業に加え、アルファベット<GOOGL>傘下のグーグルやアマゾン・ドットコム<AMZN>、「フェイスブック」運営のメタ・プラットフォームズ<META>といった大手IT企業も激しい競争に乗り出している。

<関連銘柄>

 NASD投信<1545.T>、NYダウ投信<1546.T>、上場米国<1547.T>、

 SPD500<1557.T>、NYダウ<1679.T>、NYダウブル<2040.T>、

 NYダウベア<2041.T>

提供:ウエルスアドバイザー社

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