12日の東京外国為替市場見通し=ドル・円、157円台前半でもみ合いか

為替

2024/6/12 8:44

ドル・円予想レンジ:1ドル=156円50銭-157円80銭

 12日の東京外国為替市場で、ドル・円は1ドル=157円台前半を軸にもみ合いか。今晩の米5月CPI(消費者物価指数)や、FOMC(米連邦公開市場委員会)の結果公表などを控えて見送りムードが強そうで、方向感の乏しい展開が予想される。一方、欧州政治に先行きの不透明感が強まっていることからユーロは上値が重そう。ドルも円も安全通貨されるが、金利動向次第では対ユーロでの動きがドル・円にも波及する可能性がある点は注意したい。

<主な経済指標・イベント>

国内:5月企業物価指数

アジア:中国5月CPI(消費者物価指数)、中国5月PPI(生産者物価指数)、インド5月CPI、タイ中銀が政策金利を発表、フィリピンが休場

北米:米5月CPI、FOMC(米連邦公開市場委員会)の結果公表、パウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長の会見

その他:ロシアが休場

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、為替取引に当たっては自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:ウエルスアドバイザー社

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