14日の東京株式市場見通し=軟調な展開か

国内市況

2024/6/14 7:47

 予想レンジ:3万8400円-3万8800円(13日終値3万8720円47銭)

 14日の東京株式は、軟調な展開か。日銀の金融政策決定会合の結果や、その後の植田和男総裁の記者会見の内容を確認したいとして、様子見姿勢が強まりそう。また、株価指数先物・オプション6月限のSQ(特別清算指数)値算出日にあたることから、市場推定値が意識される場面も想定される。為替相場は、ドル・円が1ドル=156円台の後半(13日は157円26-28銭)、ユーロ・円が1ユーロ=168円台の半ば(同170円07-11銭)と円高方向に振れており、輸出関連銘柄には重しとなりそう。13日のADR(米国預託証券)は円換算値で、キリンHD<2503.T>、富士フイルム<4901.T>、クボタ<6326.T>などが、13日の東京終値に比べ安い。シカゴ日経平均先物9月限の円建て清算値は、13日の大阪取引所清算値比140円安の3万8580円だった。(高橋克己)

14日の主な経済指標・スケジュール

【国内】

・13:30 4月第三次産業活動指数、4月鉱工業生産(確報)

・15:30 植田日銀総裁会見

・6月限株価指数先物・オプションSQ(特別清算指数)値算出

・IPO(新規上場)=Chordia Therapeutics(Chordi)<190A.T>(グロース)

【海外】(時間は日本時間)

・21:30 米5月輸出入物価

・23:00 米6月ミシガン大学消費者信頼感指数

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:ウエルスアドバイザー社

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