日経平均401円高と大幅反発、プライム値上がり銘柄は8割超に=18日前場

 18日前場は日経平均株価が、前日比401円67銭高の3万8504円11銭と大幅反発、TOPIX(東証株価指数)が同19.91ポイント高の2719.92ポイントと上昇して取引を終えた。現地17日は、政局不安のフランスの株価指数が3日ぶりに反発。米国でも、NYダウが反発し、ナスダック総合指数は6日続けて終値ベースの史上最高値を更新したことを受け、朝方から買いが先行。その後もしっかりした値動きが続き、午前11時23分には、同416円58銭高の3万8519円02銭を付けている。東証プライム市場の出来高は7億564万株、売買代金は1兆6667億円。騰落銘柄数は値上がりが1356銘柄と8割を超えた一方、値下がりは268銘柄。変わらずは22銘柄だった。

 業種別では、全33業種のうち29業種が上昇、4業種が下落した。バンナム<7832.T>、任天堂<7974.T>などのその他製品株や、OLC<4661.T>、リクルートH<6098.T>などのサービス株が上昇。ニコン<7731.T>、HOYA<7741.T>などの精密機器株や、JR東日本<9020.T>、JR東海<9022.T>などの陸運株も高い。第一生命HD<8750.T>、東京海上<8766.T>などの保険株や、帝人<3401.T>、東レ<3402.T>などの繊維株も堅調。太平洋セメ<5233.T>、TOTO<5332.T>などのガラス土石株や、デンソー<6902.T>、ホンダ<7267.T>などの輸送用機器株もしっかり。一方、武田薬<4502.T>、第一三共<4568.T>などの医薬品株や、中部電<9502.T>、関西電<9503.T>などの電気・ガス株が安い。

 個別では、藤田観<9722.T>、曙ブレキ<7238.T>、地主<3252.T>、日電波<6779.T>、DOWA<5714.T>などが上昇。半面、ミガロHD<5535.T>、K&Oエナジ<1663.T>、MSOL<7033.T>、セレス<3696.T>、サンアスタ<4053.T>などが下落した。

提供:ウエルスアドバイザー社

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