3日の東京外国為替市場見通し=ドル・円、161円台半ばでもみ合いか

為替

2024/7/3 8:43

ドル・円予想レンジ:1ドル=160円80銭-162円20銭

 3日の東京外国為替市場で、ドル・円は1ドル=161円台半ばを軸にもみ合いか。米5月雇用動態調査(JOLTS)で求人件数が市場予想を上回ったことがドル買い・円売りを誘ったが、ECB(欧州中央銀行)主催のECBフォーラムに出席したパウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長の発言がハト派的と受け止められ、ドル・円の上値は重かった。きょうの東京時間は注目したい経済指標の発表が少ない。一方、こんばんの米国では注目度の高い経済指標の発表が多いが、米国はあす4日の独立記念日を前に短縮取引となることもあり、全体的に見送りムードが強い中で動意の乏しい展開が予想される。

<主な経済指標・イベント>

国内:特になし

アジア太平洋:豪5月小売売上高、中国6月財新サービス業PMI(購買担当者指数)

北米:米6月ADP雇用統計、米5月貿易収支、米6月ISM非製造業景気指数、6月11-12日開催分のFOMC(米連邦公開市場委員会)議事要旨、米国は短縮取引

欧州:ポーランド中銀が政策金利を発表

その他:トルコ6月CPI(消費者物価指数)、ユーロ圏5月PPI(生産者物価指数)、ロシア5月失業率

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、為替取引に当たっては自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:ウエルスアドバイザー社

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