日経平均350円高、ハイテク銘柄が上昇支える=3日前場

 3日前場は日経平均株価が、前日比350円68銭高の4万425円37銭、TOPIX(東証株価指数)が同5.76ポイント高の2862.38ポイントと、そろって4日続伸した。現地2日の米国株式が上昇した動きを受け、朝方から買いが先行した。一時、利益確定売りに上値が重い場面もみられたが、日経平均は午前11時27分に、同366円99銭高の4万441円68銭を付けた。ハイテク株が堅調に推移し上昇を支えた。東証プライム市場の出来高は8億4946万株、売買代金は2兆1935億円。騰落銘柄数は値上がりが958銘柄、値下がりは618銘柄、変わらずは69銘柄だった。

 業種別では、全33業種のうち19業種が上昇、14業種が下落した。ディスコ<6146.T>、ダイキン<6367.T>などの機械株や、郵船<9101.T>、商船三井<9104.T>などの海運株が上昇。信越化<4063.T>、富士フイルム<4901.T>などの化学株や、クレセゾン<8253.T>、オリックス<8591.T>などのその他金融株も高い。住友大阪<5232.T>、特殊陶<5334.T>などのガラス土石株や、日本製鉄<5401.T>、JFEHD<5411.T>などの鉄鋼株も堅調。SUMCO<3436.T>、東プレ<5975.T>などの金属製品株や、アドバンテス<6857.T>、東エレク<8035.T>などの電気機器株もしっかり。一方、出光興産<5019.T>、ENEOS<5020.T>などの石油石炭製品株や、浜ゴム<5101.T>、ブリヂス<5108.T>などのゴム製品株が安い。

 個別では、霞ヶ関キャピ<3498.T>、冶金工<5480.T>、太陽誘電<6976.T>、オプトラン<6235.T>、保土谷化<4112.T>などが高い。半面、日金銭<6418.T>、NTTデータ<9613.T>、東邦鉛<5707.T>、ユニオンツル<6278.T>、日新<9066.T>などが下落した。

提供:ウエルスアドバイザー社

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